最近子どもの転落事故が多発しています。原因としては高所を怖いと思わない「高所平気症」の子どもが増えているからだそうです。子どもは高層住宅に住んでいると毎日高いところからの景色を見ているため高いところが怖いという感覚が育ちにくくなります。そのため幼児でもベランダの柵を簡単に乗り越えることができてしまいます。高いところが怖いと感じる力は4歳頃までに大人の8割ほど発達するそうです。子どもは高いところで怖い経験をすることで怖いと感じる力が育つため公園のジャングルジムやすべり台など体験の中で高所の危険性を正しく教えていく必要があります。もし幼稚園や保育園に子どもを預けている時間に転落事故が起こってしまったら、そう考えるととても怖くなります。そんなことが起こらないよう親だけでなく子どもに関わる仕事をしている人にも「高所平気症」の怖さをよく考えてほしいです。ベランダに足場になるようなものを置かないことだけでなく、そもそも子どもが1人ではベランダに出られない対策が必要だと思いました。
目次
コメント