コロナによる過酷な勤務状況

先月、昭島市拝島町の国道で東京消防庁の救急車が搬送を終え消防署に帰る途中、中央分離帯に衝突し横転し、車内の救急隊3名が軽いけがを負いました。捜査関係などへの取材で、車内のドライブレコーダーに運転手と助手席の救急隊が2人が事故直前に居眠りする姿が写っていたことがわかりました。さらに、別の隊員も次の出動に備えて車内で眠っていたということです。3人は前日の朝に出勤し、およそ17時間の間ほぼ休みなく7件の搬送を担当していて、コロナの第8波による救急のひっ迫で、現場ではこうした過酷な勤務状況が浮き彫りになった形です。現場の隊員は「救急車の出動率はほぼ100パーセントでトイレに行く時間もなく現場は疲弊している。今回の事故は起こるべくして起こったと思う。」と訴えました。救急隊だって同じ人間なので体力が無限にあるわけではありません。今の状況が続いたら、今回よりさらに大きな事故になりかねないなと思いました。

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